江戸の蔵が醸す酒は文化の薫り

 古代からお米で造られるお酒は「御神酒」と言って主に神事に饗される捧げ物でした。お酒は貴重な存在で、貴族などの特権階級以外は日常飲まれるものではありませんでした。
 戦国時代から平和な江戸時代に入ってお米の生産が安定し、広く一般庶民が食べられるようになりました。幕府はお米の生産と価格を安定させる必要から、米政策としてお酒の醸造を奨励しました。
 それによって伏見、灘を中心に全国各地の庄屋などが酒造りを始めました。生産技術も急速に進化し、いま皆さんが呑んでいるお酒の製法は江戸時代に確立しました。まさにお酒は江戸の文化です。


創業:1882年
麻原酒造株式会社
埼玉県越生町

寝ないで造った酒は寝ていても売れる

 初代からの意志は共鳴と共に受け継がれている。近江から武蔵野の地に移っての酒造り。杜氏のモチベーションが高く、自信に満ちている。徹底した顧客志向で、新製品の開発力も抜群。
 海外展開も積極的で、現地法人による戦略も功を奏している。グローバル性を意識して、新しい蔵は近代的。


リキュール、ワイン、ビールも製造

 蔵のある土地は梅や柚の産地でもあり、梅酒、柚酒をはじめ梅ワイン、お茶梅酒など商品バリエーションが豊富。


純米大吟醸「武蔵野」 720ml:¥3,000
吟醸香の芸術。海外で人気のベストセラー。

純米吟醸「武蔵野」 720ml:¥1,,312
米の本来の旨味。味は辛口。

特別純米「琵琶のさゝ浪」 720ml:¥1,207
フルーティーでスキッと爽やか。 当蔵の傑作。

純米「近江屋」 720ml:¥971
ほどよい香りにすっきりとした軽い口当たり。





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