江戸の蔵が醸す酒は文化の薫り

 古代からお米で造られるお酒は「御神酒」と言って主に神事に饗される捧げ物でした。お酒は貴重な存在で、貴族などの特権階級以外は日常飲まれるものではありませんでした。
 戦国時代から平和な江戸時代に入ってお米の生産が安定し、広く一般庶民が食べられるようになりました。幕府はお米の生産と価格を安定させる必要から、米政策としてお酒の醸造を奨励しました。
 それによって伏見、灘を中心に全国各地の庄屋などが酒造りを始めました。生産技術も急速に進化し、いま皆さんが呑んでいるお酒の製法は江戸時代に確立しました。まさにお酒は江戸の文化です。


創業:1822年
田村酒造場
東京都福生市

まぼろしの酒と珍重された

 1790年国から玉川上水の取水権を獲得し、酒造りを始める。この水は「よきいずみ」として「嘉泉」と命名。
 昔ながらの製法を今に伝え、その伝統を誇りにしている。また、地域の酒蔵をまとめ、代表格としてその存在価値は大きい。
 丁寧に作って丁寧に売るをモットーに、国内はもとより海外にも広く知られ、ドイツの観光客も訪れる。


<コンテスト受賞歴>

・東京国税局管内新酒鑑評会27年連続優等賞
・南部杜氏自醸清酒鑑評会入賞
・全国新酒鑑評会平成12、13年度連続金賞


純米大吟醸「吟の舞」 720ml:¥2,415
山田錦を低温発酵。香り華やか、飲み口極めてなめらか。2度の東京サミットにおいて、各国首脳も賞味。

純米吟醸 720ml:¥1,,575
吟醸特有の優れた香りと、なめらかな口当たり。

特別純米「福生まれ」 720ml:¥1,313
まろやかでコクがある。少し辛口。

純米(白麹) 720ml:¥1,050
疲労回復効果のあるクエン酸を 多く含んだ純米酒





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